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安全関連情報
これらの取扱説明書には他の言語版もあり、 技術文書データベース
(www.draeger.com/ifu) から電子版をダウンロードできます。 また、 印刷版も
Dräger にて無償でご注文頂けます。
1.1
一般的な安全上の注意
–
本製品を使用する前に、 本器および関連機器の取扱説明書を詳しくお読みくだ
さい。
–
本取扱説明書の記載事項を遵守し、 『使用目的』 の項に記載してある製品は、
本書に記載されている使用目的以外には、 使用しないでください。
–
本取扱説明書は大切に保管して、 製品ユーザーが適宜参照できるようにしてく
ださい。
–
本製品は、 それぞれの国や地域が定める規則に従ってお取扱いください。
–
本取扱説明書に記載のないメンテナンス作業は、 Dräger または Dräger の認
定を受けた専門技術者のみ行うことができます。
–
Dräger では、 Dräger とサービス契約を締結し、 すべてのメンテナンス作業を
Dräger にお任せくださることをお勧めします。
–
スペア部品とアクセサリは、 かならず Dräger の純正品を使用してください。 そ
れ以外のものを使用すると、 製品の機能が損なわれるおそれがあります。
–
本製品に異常や部品の欠落がある場合は、 絶対に使用しないでください。 ま
た、 本製品を絶対に改造しないでください。
–
コンポーネントを交換すると、 本質的安全が損なわれる可能性があります。
–
アンテナなどの製品の設置後や変更を行うたびに、 ターゲットガスをセンサーに
投入してシグナルチェーンをテストしてください。
–
爆発危険区域で電池ボックスを開けないでください。 あるいは、 爆発危険区域
の指定を解除してください。
–
粉じん爆発危険区域でガス検知器を開けないでください。 あるいは、 粉じん爆
発危険区域の指定を解除してください。
|
Dräger Polytron
取扱説明書
®
6700 IR WL, Dräger Polytron
1.2
適用範囲と使用条件
注意
爆発の危険!
ガス検知器は、 酸素濃度が高い環境 (> 21 % O
► そのような酸素濃度が高い環境ではガス検知器を使用しないでください。
–
爆発危険区域でのガス検知器の使用について : 爆発危険区域で使用され、 か
つ国内、 欧州または国際的な防爆ガイドラインに従って試験し承認された機器
またはコンポーネントのみを、 認可書に記載された条件下で法規定を守った上
で使用してください。
–
危険区域で使用する場合は、 承認マークに表記された情報を遵守してください
(文書 「Notes on Approval」 を参照、 注文番号 : 93 00 909)。
1.3
試運転
ガス検知器の試運転を行う前に、 Dräger では以下の点検を行うことをお勧めしま
す :
–
本機器が垂直に設置されており、 アンテナが上または下を向いていること。
–
耐候キャップは、 アンテナの向きに関係なく、 キャップの矢印が上を向くよう装
着されていること (図 D)。
–
バンプテストおよびシグナルチェーンのテストが正常終了していること (25 ペー
ジの 「バンプテスト」 および 26 ページの 「シグナルチェーンのテスト」 を参
照)。
–
IEC 60079-29-2 規格に記載されている手順に従うこと。
1.4
機械系の設置
–
ガス警報システムの設置に関する地方自治体、 連邦政府、 国内レベルでの規
定と規則を遵守してください。
–
設置場所に関しては、 以下の点を考慮に入れてください :
–
測定するガスまたは蒸気の物理的特性および各用途に関する詳細 (例 :
リーク発生の可能性がある付近にないか、 空気の動き / 流れ、 ガス雲また
は蒸気雲の予想される拡散)
–
アクセサリーおよびメンテナンス装置の将来的な使用
–
ガス検知器が垂直に設置されている (アンテナは上向きまたは下向き)
–
測定セル方向へガスや蒸気が妨げられずに流れること
–
確実な測定値伝送のための十分な無線信号があること
®
®
Repeater WirelessHART
|
ja
安全関連情報
) ではテストされていません。
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