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ja
メ ン テナン ス
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メンテナンス
警告
爆発の危険!
爆発危険区域では、 静電気放電により、 アンテナで引火性の火花が発生するおそ
れがあります。
► 爆発危険区域では、 アンテナを乾いた布で拭かないで下さい。 洗浄には湿っ
た布を使用して下さい。
警告
爆発の危険!
粉塵爆発危険区域では、 静電気放電によって、 ハウジングおよびセンシングヘッド
で引火性の火花が発生するおそれがあります。
► 爆発危険区域では、 ハウジングおよびセンシングヘッドを乾いた布で拭かない
で下さい。 洗浄には湿った布を使用して下さい。
ガス爆発危険区域では、 区域の指定を解除せずにガス検知器のメンテナンスを行
うことができます。
13.1
赤外線測定セルのクリーニング
耐候キャップの開口部に無理なく手が届くか、 定期的に点検する必要があります。
空気の自由な循環を妨げる異物 (虫、 クモの巣、 雪など) は、 以下のように取り
除いてください :
1. 耐候キャップを取り外します。 必要に応じて、 防虫網も取り外します (図
B 2)。
2. キャップの内側と外側の汚れを落とします。
3. 汚れを落とした後、 キャップを防虫網と共に測定セルに再び装着します (キャッ
プの矢印を必ず上向きにすること) (図 D)。
赤外線式センサーの光伝送は継続的に監視されます。 伝送状態が弱かったり、 ま
たは伝送がブロックされたりすると、 装置ステータスを介して出力されます。 この場
合は測定セル (図 B 1) の窓とミラーを検査し、 必要に応じてクリーニングしてくだ
さい。
その際に以下の手順に従ってください :
クリーニング中やクリーニング直後は、 検知器の感度がアルコールに対して高く
なっているため、 ガス警報が発生することがあります。 これを防ぐために、
®
PolySoft (「WirelessHART
Simulation」 メニュー) を使って装置をエラー状態
「運転不可」 にセットします。
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Dräger Polytron
取扱説明書
1. 電池ボックスを取り外します。
2. クリーニングには、 柔らかい布や綿棒と、 純水とイソプロピルアルコール
(IPA) または他のアルコール系メガネレンズクリーナーを使用してください。
3. 次に純水ですすぎます。
4. 柔らかい乾いた布で測定セルを拭き取ります。
5. 電池ボックスを再び取り付けます。
注記
必ず記載された洗剤のみを使用してください。
メガネレンズクリーナーがない場合は、 食器洗い洗剤を薄めて使用することもでき
ます。
► クリーニング後は純水でよくすすいでください。 水の残り (水滴) をすべて取り
除いてください。
装置ステータス 「Beam Block」 (光線がブロックされている) の場合、 その後
のクリーニングでは、 ステータスメッセージが消えるまで最大 10 分間かかることが
あります。
13.2
バンプテスト
バンプテスト (Bump Test) は、 測定値を評価ユニットに転送せずに感度をチェック
するためのクイックテストです。 この機能は PolySoft でご利用頂けます。
13.3
シグナルチェーンのテスト
ガス検知器から評価ユニットまでのシグナルチェーンをテストするために、 ガス測定
値 (PV)、 測定値ステータス (PV_STATUS)、 装置ステータスをシミュレーション
することができます。 シミュレーションモードは PolySoft で使用できます。
13.4
LED テスト
Dräger PolySoft 設定ソフトウェアで LED テストを実行して、 LED ディスプレイの機
能を点検できます。
LED テスト中はエラーも警告もアクティブにしないでください。
®
6700 IR WL, Dräger Polytron
®
®
Repeater WirelessHART