高さを調整する
高さ調整は、サクションリップが床に接触したときの
サクションリップの湾曲に影響します。
注意事項
標準設定: 上に3つのワッシャー、サクションバーの
下に3つのワッシャー。
不均一な床: 上に5つのワッシャー、サクションバー
の下に1つのワッシャー。
非常に滑らかな床: 上に1つのワッシャー、サクショ
ンバーの下に5つのワッシャー。
1. ナットを外します。
イラスト L
ナット
1
ワッシャー
2
´
ホルダー付きスペーサーローラー
3
2. サクションバーとスペーサーローラーの間に必要
な数のワッシャーを配置します。
3. 残りのワッシャーをスペーサーローラーの上に取
り付けます。
4. ナットをねじ込んで締めます。
5. 2番目のスペーサーローラーでこの手順を繰り返
します。
注意事項
両方のスペーサーローラーを同じ高さに設定します。
ブラシの横方向移動を調整する
(D 51クリーニングヘッドのみ)
クリーニング中に機器が片側に寄ってしまう場合は、
ブラシの傾斜を調整することで改善されます。
注意事項
ブラシ/パッド交換後、横方向移動の再調整が必要な
場合があります。
1. 機器がまっすぐ進むまで、ブラシ傾斜ノブを調整
します。
イラスト M
ブラシ傾斜ノブ
1
機器をオンにする
1. 座った姿勢をとります。
2. キースイッチを「1」に設定します。
ディスプレイには次の順序で表示されます。
● 次のカスタマーサービスまでの期間
● ソフトウェアバージョン、操作パネル
● バッテリーの充電状態、および稼働時間数
運転
注意事項
機器は、クリーニングヘッドが右側に突出した構造に
なっています。そのため、見通しが良く、隅近くまで
の作業が可能になります。
1. インテリジェントキーを挿入します。
2. スサクションバー下降レバーを上方向に旋回しま
す。
3. クリーニングヘッド昇降ペダルを下に移動し、右
側でかみ合わせます。
4. プログラムスイッチを任意のプログラムにセット
します。
5. 本体を走行させます。
a 走行レバーを前方に押します。
機器が前進します。
b 走行レバーを後方に押ます。
機器はバック走行します。
注意事項
走行レバーを約 5° 動かした場合に、機器が走行し始
めます。
6. 走行レバーを離します。
機器が停止します。
クリーニング
注意
損傷の危険
装置を1か所で長時間使用すると、床材が損傷する可
能性があります。
装置を1か所で操作しないでください。
1. インテリジェントキーを挿入します。
2. プログラムスイッチをクリーニングプログラムに
セットします。
3. サクションバーレバーを下方に旋回します。
4. クリーニングヘッド昇降ペダルを押し下げ、左に
動かして、上昇させます。
5. 走行レバーを前方に押し、クリーニングするフロ
ア上を走行します。
注意事項
廃水用タンクがいっぱいになると、フロートが吸引開
口部を閉じ、サクションタービンが高速で動作しま
す。この場合、吸引をオフにして、廃水用タンクを空
にするところに走行します。
運転の終了
クリーニングの終了
1. 水量調整ノブを「オフ」にします(仕様 DOSE以
外)。
2. 走行レバーを離します。
3. クリーニングヘッド昇降ペダルを押し下げ、右側
でかみ合わせます。
4. 短い距離を続けます。
残りの水は吸い取られます。
5. スサクションバー下降レバーを上方向に旋回しま
す。
廃水を排出する
警告
環境汚染!
下水への不適切な処理による環境汚染。
排水処理に関する地域の規制を遵守してください。
1. ドレンホースをホルダーから取り出し、適切な収
集装置の上に降ろします。
イラスト N
2. 投与装置を圧縮または曲げます。
3. 投与装置のカバーを開けます。
4. 廃水を排出します。押したり曲げたりして水の量
を調整します。
5. 廃水用タンクをきれいな水ですすいでください。
廃水用タンクの洗浄システム
1. 廃水用ドレンホースをホルダーから取り出し、適
切な収集装置の上に降ろします。
2. ドレンホースの投与装置のカバーを開けます。
3. 廃水用タンクのカバーを開けます。
4. フレキシブルキャップを洗浄装置から引き抜きま
す。
5. 給水ホースを洗浄システムと接続します。
イラスト O
栓
1
タンク換気用フラップ
2
洗浄システムの水接続
3
6. 廃水用タンクのふたを閉めます。
7. 水注入口を開け、廃水用タンクを約30秒間すすぎ
ます。
必要に応じて、すすぎ行程を2~3回繰り返しま
す。
8. 水注入口を閉じ、ホースを機器から外します。
9. フレキシブルキャップを洗浄システムの水注入口
に再度取り付けます。
10. 廃水用タンクのふたを閉めます。タンク換気用の
フラップを押し込んで隙間を空け、廃水用タンク
を乾燥させます。
11. 廃水用ドレンホースをホルダーに押し込み、投与
装置のカバーを閉じます。
栓で水を排出します
1. 水用タンクの栓を開くきます。
2. 水を排出します。
3. フィルターを掃除します。
4. 水用タンクの栓を取り付けます。
レベルインジケーターで清水を排出します
1. レベルインジケーターのホースをホルダーから外
し、下方向に旋回します。
2. ホースを再び取り付けます。
粗い汚れ用容器を空にする
(Rクリーニングヘッドのみ)
1. 粗い汚れ用容器を持ち上げて引き出します。
イラスト P
1
粗い汚れ用容器
2. 粗い汚れ用容器を空にし、必要に応じて清掃しま
す。
3. 粗い汚れ用容器を再び挿入します。
機器の電源を切る
1. プログラムスイッチを 「0 」の位置にします。
2. インテリジェントキーを引き抜きます。
3. クリーニングヘッド昇降レバーを押し下げ、右側
でかみ合わせます。
4. スサクションバー下降レバーを上方向に旋回しま
す。
5. 機器が勝手に進まないように固定します。
6. 廃水用タンクのふたを閉めます。タンク換気用の
フラップを押し込んで、水用タンクの溝にはめ込
み、廃水用タンクが乾燥できるようにします。
7. 必要に応じてバッテリーを充電してください。
日本語
搬送
危険
傾斜での運転
負傷の危険
上げ下ろしの際、傾斜が最大値を超えないように注意
して機器を操作してください (「技術データ」の章を
参照)。
ゆっくり運転してください。
注意
重量無視
怪我ならびに損傷の危険
搬送するときは、機器の重量に注意してください。
廃水用タンクと水用タンクが空の状態でのみ、機器を
積み込んでください。
機器の積み込みには、必ず他人に助けを頼むか、動力
機材を使用してください。
1. クリーニングヘッド昇降ペダルを押し下げ、右側
でかみ合わせます。
2. 損傷を避けるため、ブラシを取り外します。
3. サクションバーを機器から取り外します。
4. 車両での搬送時には、該当するガイドラインに
従って、ラッシングアイを使用して機器が滑った
り転倒したりしないように固定します。
イラスト Q
保管
注意
重量無視
怪我ならびに損傷の危険
保管の際には装置の重量に注意してください。
注意
凍結
凍結水の機器の破壊
機器の水を完全に空にします。
機器は凍らない場所に保管してください。
● この機器は必ず屋内で保管してください。
● 長期間保管する前に、バッテリーを完全に充電し
てください。
● 保管中は、少なくとも月に1回はバッテリーを完全
に充電してください。
手入れとメンテナンス
危険
意図しない機器の起動
負傷の危険
プログラムスイッチを 「0 」の位置にします。
機器で作業を行う前には常に、インテリジェントキー
を引き抜いてください。
充電器の電源プラグを抜きます。
廃水と水を排出して処分します。
安全検査 / メンテナンス契約
定期的な安全検査を手配するか、メンテナンス契約を
結ぶことができます。詳しくはカスタマーサービスま
でお問い合わせください。
メンテナンス間隔
すべての操作後
注意
不適切なクリーニング
損傷の危険。
機器に水を噴霧しないでください。
刺激性の洗浄剤は使用しないでください。
廃水を排出します。
廃水用タンクを廃水用タンク洗浄システムで洗浄
します。
廃水用タンクの粗い汚れストレーナーを取り外し
て清掃します。
タービン保護ストレーナーを点検し、必要であれ
ば取り外して清掃します。
中性洗剤を含ませた湿らせた布で機器の外側を清
掃します。
Rクリーニングヘッドのみ:粗い汚れ用容器を取り
出して空にします。
Rクリーニングヘッドのみ:配水バーを清掃しま
す。
サクションリップを清掃し、摩耗がないか確認し、
必要に応じて交換します。
クリーニングヘッドのワイパーリップを清掃し、
摩耗がないか確認し、必要に応じて交換します。
ブラシを清掃し、摩耗がないか確認し、必要に応
じて交換します。
廃水用タンクのふたを閉めます。タンク換気用の
フラップを押し込んで隙間を空け、排水用タンク
が乾燥できるようにします。
バッテリーを充電してください。
鉛バッテリー:
充電状態が50%未満の場合は、バッテリーを中
断することなく完全に充電してください。
充電状態が50%を超えている場合は、次回使用
時に完全な稼働時間が必要な場合にのみバッテ
リーを充電してください。
リチウムイオンバッテリー:
必要に応じて充電します。
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