これらの手順を正常に完了すると、LED インジケータリングのオレンジ色のランプはすべて消えます。
警告:
• 自動調整と足関節アライメントが適切に実行されていない場合、デバイスは正しく機能しません。
• 初期の適合調整の段階で装着者が階段または傾斜を下るときは、手すりで身体を支える必要があります。
ベンチアライメント(図 )
注意:デバイスを適切に機能させるため、本デバイスでは必ず推奨されているフットカバーと Spectra ソックスを使用し
てください。Spectra ソックスを装着するときは、足関節の動きを妨げないように装着してください。
1. 選択したフットカバーと Spectra ソックスをデバイスに装着し、靴を履かせます。
2. デバイスの電源を入れます。
3. 足関節アライメントを実行して、適切な靴を適応させます(上記を参照) 。
4. 適切な部品を使用して、義肢システムの適切な高さを確立します。
5. アダプタ止めねじを使用して、適切なソケット角度、屈曲と伸展、および外転と内転を設定します。
6. ( 次に説明するように)フットカバーを同じ長さの つの部分に分割して考えます。
7. アライメント基準線が、分割した後部 / の部分と真ん中の / の部分との接合部を通るようにします(下の図を参
照) 。
動的アライメント
初期接地の後、踵にエネルギーが蓄積され、立脚中期でそのエネルギーがゆっくりと解放されます。
踵からつま先への動きは、デバイスの前後方向の配置によって影響を受ける場合があります。
注:遊脚相での内側~外側の動きが最小限になるようにデバイスを位置合わせしてください。分回し運動または遊脚相で
の異常な側方の動きがあると、遊脚相における背屈の開始が影響を受ける場合があります。
注:屈曲 / 伸展を調整する際に、Össur Logic モバイルアプリの手動足関節アライメントを使用しないでください( 「付属
ソフトウェア」セクションを参照) 。必ずアダプタ止めねじを使用して調整してください。
踵の硬さ
踵が柔らかすぎる場合
症状
早い時点でデバイスが足底接地に達します(装着者は穴に沈み込むような感覚を持ちます)
前足部で上るために余分なエネルギーが必要になります
つま先が硬すぎるように感じます
膝が過伸展位になることがあります
解決策
ソケットを前方に移動します
デバイスのブレードを上位のカテゴリーに変更することを検討します
踵が硬すぎる場合
症状
踵からつま先への動きが急速になります
装着者が義肢をうまくコントロールできません
つま先が硬すぎるように感じます(エネルギーリターンの感触が希薄になります)
膝が不安定になることがあります
解決策
ソケットを後方に移動します
デバイスのブレードを下位のカテゴリーに変更することを検討します
自動調整
自動調整は、初期の適合調整時にデバイスを装着者特有の歩き方に合わせて較正するために行います。
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