5)
付属のグリース ( 品番 : 40013640) をクラッチロー
ラーの周辺全体に注入します。
クラッチローラーは上下 2 層の構造となっています
が、次第にグリースが下層まで浸透して行きますの
でメンテナンス上は上部層のみのグリース注入とな
ります。
6)
元の状態に組付け、最後にブレーキばねの圧力を 2
個のナットの締付け量にて調整します。
標準調整は、左図の様なばね量り押付けにて 10 〜
30N で回転する様になっています。
縫製条件によっては送り力の増加が必要となります。
その場合は圧力を上げてください。
7) 上送りローラーのグリース注入時に、ローラー接続
の滑りを良くする為、その摺動部へグリースの塗布
をお願います。
滑りが悪くなると回転抵抗が大きくなり上送りロー
ラー装置全体が位置ずれをおこし易くなります。
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