入力の設定
Teranex コントロールパネルの 「 IN 」 ボタンを押して、 「 SDI 」 を選択します。 Teranex は自動的に
1
入力フォーマットを検出し、 入力ビデオを LCD に表示します。 対応するボタンが光ります。
オーディオ入力の種類は 「 EMBED 」 ボタンが光ります。
2
VIDEO
IN
SDI
OPT
OUT
「 IN 」 ボタンを押すと、 コントロールパネルのボタンに入力フォーマットが表示されます。
上図では、 入力フォーマットはエンベデッドオーディオの付いた 1080i59.94 SDI です。
出力の設定
コントロールパネルの 「 OUT 」 ボタンを押します。 「 SDI 」 と 「 EMBED 」 オーディオボタンが
1
青く光ります。 オプションの光ファイバーモジュールがインストールされている場合、 「 OPT 」
ボタンも青く光ります。
「 Ultra HD 」 ボタンを押します。 次に 「 P 」 ボタンでプログレッシブ出力を選択し、 「 59.94/60 」
2
ボタンでフレームレートを選択します。 選択したフォーマット、 フレーム、 レートボタンが緑に
光り、 変換の設定を確認あるいは変更できます。
ソフトメニューボタンを使っ て 「 Change 」 を選択します。 これで LCD に出力ビデオが表示され、
3
すべての出力コネクターに送信されます。 選択したボタンは青く光っ て、 設定を確認できます。
VIDEO
IN
SDI
OPT
OUT
「 OUT 」 ボタンを押すと、 出力設定を選択できます。 上図では、
出力は Ultra HD 2160p59.94 に設定されています。
アスペクトレシオの設定
上述の HD から Ultra HD へのアップコンバージョンでは 16:9 のアスペクトレシオを保存するため、 どのアス
ペクトレシオのボタンも光りません。 しかし、 HD から Ultra HD へ変換する際にマニュアルで調整したい場
合は、 調整可能な 「 ADJ 」 アスペクトレシオ機能を常に使用できます。
これで、 Teranex プロセッサーで HD ビデオを 12Gb/s UltraHD シングルリンク出力 (出力 A ) にアップコン
バージョンする準備が整いました。 デュアルリンク 6Gb/s 出力が必要な場合は、 デュアルリンク出力
メニュー経由でこのモードを選択し、 出力 A および B を 6Gb/s デュアルリンク UltraHD 接続として使用します。
ダウンコンバージョン
ダウンコンバージョンは、 ビデオを低解像度に変換します。 例えば、 1080p25 HD のプログラムマスター
をクライアントのために PAL SD で配信する必要がある場合などです。 高品質のデインターレース、 ダウ
ンサンプリング、 アンチエイリアスアルゴリズムを採用しているため、 非常に優れたダウンコンバージョン
出力を得られます。 以下の例では、 1080p25 の SDI を、 レターボックスアスペクトレシオの 576i50 PAL に
変換します。 オーディオは、 入力 SDI 信号にエンベッドされています。
Teranex プロセッサーの電源を入れて、 入力および出力を接続します。
AUDIO
FORMAT
FRAME
486
576
EMBED
720
1080
2K
UltraHD
AUDIO
FORMAT
FRAME
486
576
EMBED
720
1080
2K
UltraHD
RATE
P
23.98
24
ANAM
LBOX
I
25
50
PBOX
29.97
59.94
PSF
SMART
30
60
RATE
P
23.98
24
ANAM
LBOX
I
25
50
PBOX
29.97
59.94
PSF
SMART
30
60
ASPECT
14:9
CCUT
ZOOM
ADJ
ASPECT
14:9
CCUT
ZOOM
ADJ
変換ワークフロー
148
148