作業のこつ
アスペクトレシオ変換に関する詳細は、 156 ページの 「アスペクトメニュー ( Aspect ) 」
および 144 ページの 「アスペクトレシオ変換」 を参照してください。
クロスコンバージョン
クロスコンバージョンは、 プログラム素材のビデオ解像度および / あるいはアスペクトレシオを変更しま
す。 1080 と 720HD フォーマット間のクロスコンバージョンは、 すべてのコンバージョンをプログレッシブド
メインで実行する高品質のデインターレースアルゴリズムを採用しています。 SD フォーマットでは、 4 : 3
および 16 : 9 のアスペクトレシオ変換も簡単に実行できます。 以下の例では、 16:9 アスペクトレシオの
486i59.94 を、 エンベデッドオーディオのついたレターボックス 4:3 SDI に変換します。
Teranex プロセッサーの電源を入れて、 入力および出力を接続します。
入力の設定
コントロールパネルの 「 IN 」 ボタンを押して、 「 SDI 」 を選択します。 Teranex は LCD に入力ビデオ
1
を表示し、 入力フォーマットを自動的に検出して対応するボタンが光ります。
オーディオ入力フォーマットで 「 EMBED 」 を選択します。
2
VIDEO
IN
SDI
HDMI
OUT
ANLG
「 IN 」 ボタンを押して、 変換するビデオ信号フォーマットを確認します。
上図では、 フォーマットはエンベデッドオーディオの付いた 486i59.94 SDI です。
入力アスペクトレシオの設定
「 LBOX 」 ボタンを押してレターボックスを選択し、 入力アスペクトレシオが 16:9 であることを表示します。
出力の設定
コントロールパネルの 「 OUT 」 ボタンを押します。 Teranex 2D では、 すべての出力ボタンが
1
青く光ります。 Teranex 3D では、 「 EMBED 」 オーディオボタンが青く光ります。 「 AES 」 ある
いは 「 ANLG 」 ボタンを選択します。 AES/EBU とアナログオーディオ出力は、 XLR コネクター
を共有しています。 Teranex AV および Teranex Express では、 「 EMBED 」 オーディオボタンが
青く光ります。
「 486 」 ボタンを押します。 ボタンは緑に光ります。 「 I 」 ボタンおよび 「 59.94/60 」 ボタンも緑色に
2
光ります。 これは、 インターレースビデオおよび 59.94 フィールド / 秒が NTSC 486 出力の唯一
の選択肢であるためです。
ソフトメニューボタンを使っ て 「 Change 」 を選択します。 これで LCD に出力ビデオが表示され、
3
すべての出力コネクターに送信されます。
VIDEO
IN
SDI
HDMI
OUT
ANLG
「 OUT 」 ボタンを押すと、 出力設定を選択できます。 上図では、 出力は
レターボックスアスペクトレシオの 486i59.94 に設定されています。
AUDIO
FORMAT
FRAME
486
576
EMBED
AES
720
1080
2K
ANLG
1080
AUDIO
FORMAT
FRAME
486
576
EMBED
AES
720
1080
2K
ANLG
1080
RATE
P
23.98
24
ANAM
LBOX
I
25
50
PBOX
29.97
59.94
PSF
SMART
30
60
RATE
P
23.98
24
ANAM
LBOX
I
25
50
PBOX
29.97
59.94
PSF
SMART
30
60
ASPECT
14:9
CCUT
ZOOM
ADJ
ASPECT
14:9
CCUT
ZOOM
ADJ
変換ワークフロー
150
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