3D モードの接続およびその他重要な情報
ワークフローに影響を及ぼす接続や補助データの扱いに関して詳述します。
ビデオ接続
ステレオスコピックの左右の入力は、 それぞれ SDI 入力 A 、 B に接続します。 同様に左右の処理出力は、
それぞれ SDI 出力 A および B へ送信されます。 HDMI 入出力は、 フルフレームレートの 「フレームパッキング」
信号をサポートしています。
対応ビデオフォーマット
「 2D to 3D 」 機能は SD および HD 入力をサポートしており、 HD 出力に変換します。 「 3D Convert 」 および
「 3D Camera Align 」 機能は、 Teranex 3D でサポートされているすべての 3D ビデオフォーマットに対応し
ます。 「 3D Align 」 では、 左右の入力ストリームが同一 フォーマット / フレームレートである必要があります。
以下のビデオフォーマット変換に対応:
1.5Gb/s までのビデオ信号入出力
出力フォーマットが入力フォーマットと同じ場合はパススルー
1080i 50/59.94/60 から 1080p/Psf 23.98/24/25/29.97/30
1080p/PsF 23.98/24/25/29.97/30 から 1080i 50/59.94/60
1080i 50/59.94/60 から 1080i 50/59.94/60 (フレームレート変換)
1080i 50/59.94/60 から 720p 50/59.94/60
720p 50/59.94/60 から 1080i 50/59.94/60
720p 50/59.94/60 から 720p 50/59.94/60 (フレームレート変換)
独立したチャンネル処理
「 Camera Align 」 アプリケーションを使用すると、 各ビデオチャンネルのイメージアラインメントが可能
です。 プ ロセスアンプ、 タイムコード、 ノイズリダクション 設 定は 両 方のビ デ オストリームに
同時に適用されます。
オーディオサポート
「 Channel A 」 ではエンベデッド、 AES 、 アナログオーディオがサポートされています。 「 Embed 」 を選択
すると入力 A のエンベデッドオーディオが処理されて出力 A から出力されます。
補助データサポート
タイムコードや AFD などの補助データは、 入力 A および出力 A でのみサポートされています。
外部リファレンス
出力ストリームは入力 A あるいは、 REF コネクターに供給された外部リファレンス (ブラックバーストある
いは 3 値シンク) のどちらかに同期します。 「 Home 」 > 「 Reference 」 > 「 Type 」 で、 リファレンスの種類 (内
部あるいは外部) を選択します。
外部リファレンスを使用している場合、 選択したリファレンスソースに対応して調整している場合でも、
ユーザーインター フェースはチャンネル A 、 B をコントロールして、 両出力ストリームのピクセルをロック
した状態に保ちます。
Teranex プロセッサー設定
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