4.2.2 ロ ッ クスライ ドおよびプルケーブル付のソケッ トの作成
備考
ダミ ーをラミネー トする際、 ロ ッ クスライ ドを保持するネジプレー トもソケッ ト内にラミネー トする必要
があり ます。 その際、 プレー トが積層材で補強されるよう、 中心部に設定してくださ い。
ラミネーシ ョ ンの準備
1. M4ネジカ ッター(図12)によ りネジプレー トのネジを事前に切ってくださ い。 ネジプレー トは、 ロ ッ クス
ライ ドを取付けるために使用されます。
2. プラスタバン ドを使用し、 ネジプレー トの穴を充填します(図13)。
ラミネーシ ョ ン
ダミ ー 21A18=4 (納品時のパッケージ内容には含まれません) を使用して、 ソケッ トにチャ ンネルをラ
ミネー ト します。
3. PVAを陽性モデルに被せてくださ い(図14)。
4. PVAの上に何層かのナイ グラスとカ ーボンを被せます。 枚 数は装着者の体重と荷重によって調整
してくださ い。
5. シリ コ ーングリ ースを塗ってダミ ーを隔離し、 チャネルの位置を設定してくださ い(図15)。
チャ ンネルは、 プルケーブルがまっすぐ膝継手の留め金に取付けられる位置に設定します。
6. ソケッ ト外側の手の届きやすい位置にネジプレー トを設置してくださ い(図15)。
7. ソケッ トにネジプレー トをラミネー ト します。
ネジを切る途中でネジプレー トが回転しないよう、 充分な厚さでラミネー トする必要があり ます。
8. ナイ グラスおよびカ ーボンの残りの層を被せてくださ い(図16)。
ダミ ーおよびネジプレー トは、 積層材の中心部に設定してくださ い。
9. 通常通り にソケッ トをラミネー ト し、 しばらく放置します。
10. ソケッ トを ト リ ミ ングし、 研磨してくださ い。
11. ダミ ーを取り外します(図17)。
12. プラスタバン ド とネジプレー トに ド リルで3.2mm径の穴を開け(図18)、 M4ネジカ ッターを使用して
ネジを切ってくださ い。
ロ ッ クスライ ドの取付け
13. ソケッ トにロ ッ クスライ ドを取付けます(図19)。
プルケーブルの取付け
14. カラ ビナをラ ッチに取付けます。 カラ ビナの開口部は、 継手に面するよう に設置します(図20)。
15. ラミネー ト上のチャネルにプルケーブルを通します (図 21)。
16. ロ ッ クスライ ドの穴にプルケーブルを通してくださ い。 プルケーブルの長さを決定し、 その長さ に
切ってくださ い (図22)。
17. プルケーブルの末端にネジブッ シングをネジ留めしてくださ い (図23)。
ロ ッ クスライ ドの正しい位置に2つのプルケーブルの末端がきており、 膝継手のプルス トラ ップと真っ
すぐに設置されていれば、 ロ ッ クスライ ドは正しく取り付けられます(図24)。
250 | Ottobock
3R93