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HistoCore
SPECTRA
H&E染色システム
S1
3801654
S2
3801655
プロトコール調整
HistoCore SPECTRA H&E染色システムS1/S2の検証済みのプロトコールは、HistoCore SPECTRA STにあらかじめ登録されており、ダイアル設定は、ヘマトキシリン
とエオジン用に初期設定で4に設定されています。本染色システムを使用する場合は、ヘマトキシリンおよびエオジンの染色時間のみ調整することができます。表1に示
す他のプロトコールステップおよび染色時間は、すべて固定されています。ヘマトキシリンおよび／またはエオジンの染色強度の調整には、下記の表2に示すダイアル設定
を使用してください。
使用の準備
HistoCore SPECTRA H&E染色システムをHistoCore SPECTRA ST染色装置の上に置いたら、システムの使用の準備が整います。染色コンポーネントまたは
補助試薬を含む試薬容器で、Bathlayout（槽レイアウト）画面に赤色のXが付けられている場合、装置の対応する試薬容器の使用準備が整っていないことを表します。
試薬容器が装置の正しい場所にあり、試薬容器内の試薬の充填レベルが十分なことを確認します。確認後、Bathlayout（槽レイアウト）画面で充填レベルスキャ
ンボタンを選択して、充填レベルスキャンを繰り返します。さらにトラブルシューティングを行う場合、HistoCore SPECTRA ST取扱説明書をご参照ください。
品質管理
ルーチン使用の前に、試験検体と同様に固定処理された組織をのせた所定の品質管理用スライドを使用して、試薬の性能や機能が適切であることを確認してください。
予測される結果
取扱説明書に従うことで、単一のHistoCore SPECTRA H&E染色システムS1/S2で、内部性能特性に基づき、最大で1,600枚の染色済みスライドを作成できます。
染色システムのコンポーネントは、細胞核を青色に染色し、結合組織や細胞質、筋肉、赤血球にオレンジやピンク、赤色のさまざまな影を付けます。
分析性能
HistoCore SPECTRA H&E染色システムは、特定の分析物やマーカーの検知には使用できません。本システムを使用して、細胞核を青色に染色し、結合組織や
細胞質、筋肉、赤血球にオレンジやピンク、赤色のさまざまな影を付けます。検体収集ならびに既知の関連する内因性および外因性干渉の取り扱いおよび制御の
適切な基準の決定、交差感染を含む、分析感度や分析特異性、正しさ（バイアス）、精度（反復性および再現性）、正確性（正しさおよび精度からの結果）、検知
および定量化の限度、測定範囲、線形性、カットオフなどの分析パラメータは、本システムの性能には適用されません。
臨床性能
HistoCore SPECTRA H&E染色システムは、特定の疾病または病理学的プロセス、状態の検知手段として使用するためのものではありません。診断感応度や
診断特異性、正の予想値、負の予想値、尤度比、通常の群および影響を受けた群の予想値などの臨床性能指数は、臨床設定でのHistoCore SPECTRA H&E
染色システムの使用には適用されません。
廃棄
HistoCore SPECTRA染色システムは、現地で適用される規制に従い廃棄してください。
表 2：ダイアル設定
ヘマトキシリンのダイアル設定
設定
時間（分：秒）
ダイアル 1
1:00
ダイアル 1
ダイアル 2
2:00
ダイアル 2
ダイアル 3
3:00
ダイアル 3
ダイアル 4
4:00
ダイアル 4
ダイアル 5
5:00
ダイアル 5
ダイアル 6
ダイアル 6
6:00
ダイアル 7
7:00
ダイアル 7
ダイアル 8
8:00
ダイアル 8
ダイアル 9
9:00
ダイアル 9
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エオジンのダイアル設定
設定
時間（分：秒）
0:30
1:00
1:30
2:00
2:30
3:00
3:30
4:00
4:30
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