リングが損傷する場合があります。 パンチを取水シート上に配
置し、 ベンチプレスで最大907Kgの圧力を適用し、 パンチを押
し下げます。
注: この手順により、 取水および放水の両シートが損傷する場合が
ありますが、 その場合は交換します。
2.3 ギアポンプの分解
注: ギアポンプの分解は、 他のすべての選択肢を試みた後、 最終的
な手段として行います。 ギアポンプの内部部品の汚れと破損によ
り、 ポンプが作動しない場合があります。 部品はギアポンプとは別
に単体で販売されていません。 ポンプが破損した場合、 アセンブリ
すべてを交換する必要があります。
1.13mmソケットで、5個の六角ネジを外します。ギアポ
1.
ンプを保護するために、ポンプの他の部品を組み立てる間
にギアポンプを分解することを推奨します。
ギアポンプからエンドプレートを外します。 磨耗や汚れがない
2.
か確認します。
ギアをギアポンプから取り外して、 磨耗を確認することができ
3.
ますが、 組み立て直すときのためにギアの方向に注意します。
組立
3.0
ギアポンプの組立
3.1
ドライブギアと ドライバーギアをギアポンプアセンブリ内に挿
1.
入し、 ベアリングの中心にドライブが突起しているこ とを確認し
ます。
トップギアポンプのハウジングを配置し、 5個の六角キャップス
2.
クリ ューで、 17.75Nm(13ft-lbs)を適用して固定します。 .
ギアポンプの底面のOリングの溝にオイルを注入し、 Oリングが
3.
動かないようにします。 2個のOリング(図5、 品目3、 4)を溝に嵌
めます。
ピストンリングアセンブリの組立
3.2
工具DC9505916と作動圧を使用して、 ピストンリングアセン
1.
ブリ(図4、 品目1)に取水シート(図4、 品目3)を挿入します。 最大
681Kgポンドの作動圧を適用します。 警告: この作動圧を超え
ると、 ピストンリングが損傷します。
チェックボール(図4、 品目4)を取水シート(図4、 品目3)上に配
2.
置し、 工具DC9505816と作動圧を使用して最大681Kgを適
用しシートを鍛造します。
次にポール(図4、 品目4)の上面にバネ(図4、 品目5)を挿入しま
3.
す。 バネの小さい方の端がポール上に乗っているこ とを確認し
ます(図4を参照)。
ピストンリング(図4、 品目1)内に、 上部チェック弁(図4、 品目6)
4.
を配置します。
放水シート(図4、 品目6)上にチェックポール(図4、 品目4)を配
5.
置し、 工具DC9505816と作動圧を使用して681Kgを適用しま
す。 注: 放水シートが1度の操作で取り付けられ、 鍛造されます。
6.
放水チェックポール(図4 品目4)上にチェックポール(図4、
品目5)を配置します。バネの小さい方の端がポールに乗っ
ていることを確認します(図4を参照)。これを必要に応じ
て、2回、3回、または6回繰り返します。
保持リング(図4、 品目7)はわずかに突出しているため、 凹面を
7.
上面に乗せて取り付けます。 保持リングでネジをゆっく りと縮
め、 ネジを上部チェック弁に納めます。 保持リングツールで保持
リングを押し込みます。 保持リングツールにより、 保持リングの
深さが設定されます。 保持リングの取り付け位置が深すぎる、
または斜めになっている場合、 軽く上げて均等にします。 保持
リングが正しく取り付けられると、 放水チェック弁内を回転しま
す。
バイパスピストン(図4、 品目8)にバックアップワッシャ(図4、 品
8.
目9)を配置します。 次にバイパスピストンにリング (図4、 品目
10)を取り付けます。 この順序はバイパスの動作にとって重要
です。 図4を参照してく ださい。 ピストンリングに取り付けたとき
に損傷しないように、 バックアップワッシャがピストンの周囲を
きつく嵌っているこ とを確認します。
Oリングとバックアップに注油し、 バックアップワッシャおよびO
9.
リングが嵌ったバイパスピストン(図4、 品目8)を慎重にピスト
ンリングアセンブリのバイパス孔に挿入します。 バイパスピス
トン上にバネ(図4、 品目11)を配置します。 次にピストンリング
に、 バイパスエンドキャップ(図4、 品目12)を通します。 試験仕
様表(11ページを参照)に指定されップを取り付けます。
10. ピストンバネ(図4、 品目16)の狭い方の端に、 ピストン(図4、 品
目15)アセンブリを挿入します。
11. ピストンリング(図4、 品目1)にピストン(図4、 品目15)とバネを
挿入します。 必要に応じて、 この操作を2回、 3回、 または6回繰
り返します。
12. ピストンリングの放水孔にOリング(図4、 品目13)を取り付けま
す。 これを必要に応じて3回、 4回、 または7回繰り返します。
13. バイパスパイロッ ト孔に小さなOリング(図4、 品目14)を配置し
ます。
14. ピストンリングアセンブリに、 2個のナイロンボール(図4、 品目
17)を配置します。
3.3 油圧ポンプアセンブリの組立
トッププレートアセンブリの完成品を、 シャフトシールを底面
1.
に向けてテーブル上におきます。
2.
位置決めワッシャー(図3B、品目7)を使用する場合は、ト
ッププレート(図1、品目1)のくぼんだ部分に取り付けま
す。中央の穴をボアに合わせます。
重要:
以下の場合は、位置決めワッシャー(図3B、品目7)を取り
付けてください:
• 日付コードがDのZE、ZG、ZWポンプエレメント。
• ZE、ZG、ZWシリーズポンプエレメント(日付コード
A、B、C)で、元のアルミニウム製トッププレートから新
しいスチール製トッププレートに更新されるもの。
以下の場合は、位置決めワッシャー(図3B、品目7)を取り
付けないでください:
• ZAシリーズポンプエレメント(すべての日付コード)。
• ZE、ZG、ZWシリーズポンプエレメント(日付コード
A、BまたはC)で、新しいスチール製トッププレートに更
新されない元のアルミ製トッププレート付き。
トッププレート(図1、 品目1)に偏心(図3、 品目1)を注意しなが
3.
ら挿入します。 方向ドライブユニッ トの偏心シャフト上にオイル
を注入し、 シャフトシールに挿入しやすく します。
偏心リング (図3、 品目4)を1個取り付けます。
4.
偏心にニードルベアリング(図3、 品目5)を取り付けます。
5.
ピストンリングアセンブリに六角カム(図3、 品目6)を挿入して、
6.
ピストンのすべてのヘッドに接触するように中央に配置しま
す。
Oリングを底面に向けたピストンリングアセンブリをトッププレ
7.
ートアセンブリに取り付け、 偏心ベアリング上で六角カムを注
意しながらスライドさせます。 バイパスのエンドキャップは、 ト
ッププレートのバイパスボート上に向ける必要があります(図1
のバイパスの方向に注意)。
偏心アセンブリ上にリング(図3、 品目4)を配置します。 六角カム
8.
を押し込み、 リングを偏心の上面に接触させます。
偏心アセンブリ上にギアポンプアセンブリを配置します。
9.
ギアポンプを回転させて、完全にシャフトを噛ませる必要
があります。この操作中に、Oリングがギアポンプから落
下しないように注意してください。ギアポンプがピストン
リングに接触すると、取水フィルタ(図2、品目5)の真上に
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