Fahl SILVERVENT Instrucciones De Uso página 145

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洗浄ステップ
洗浄する前に、補助具が挿入されている場合は取り外しておきます。
まずカニューレを流動水でしっかりとすすぎます (図9を参照)。
洗浄水はぬるめのお湯だけを使って準備し、洗浄剤の取扱説明書の内容を遵守してください。
洗浄が簡単になるように、フィルターセット付きカニューレ洗浄ボックス (reF 31200) の使用をお勧めします。
その際洗浄希釈液に触れて液が汚れることを避けるため、フィルターセットの上端部を持ってください (図10を参照)。
カニューレ洗浄ボックスのフィルターセットに入れるカニューレは、常に一本だけにしてください。 複数のカニューレを一度に洗浄
すると、カニューレが強く押されて損傷する恐れがあります。
この場合内部カニューレと外部カニューレは並べて一緒に入れることができます。
カニューレ部品が取り付けられたフィルターセットを用意した洗浄水に浸します。
つけ置き時間 (カニューレ洗浄剤の取扱説明書を参照) が過ぎたら、カニューレを人肌温度のきれいな水で何度もすすいでください (図
9を参照)。 気管切開孔に挿入する際、カニューレには決して洗剤の残留物が付着していないようにしてください。
分泌物が固まったことなどによりつけ置き洗浄でも取り除けない場合などは、特殊カニューレ洗浄ブラシ (Optibrush
、reF 31850ま
®
たはOptibrush
Plus ファイバートップ付き、reF 31855) を使った洗浄も行えます。 洗浄ブラシはカニューレが取り外してあり気管切
®
開孔の外にある場合以外は使用しないでください。
カニューレ洗浄ブラシは必ずカニューレの先端から挿入してください (図11を参照)。
カニューレ素材は柔らかいので、破損しないようにブラシの説明書の指示に従い注意深く洗浄を行ってください。
スピーキングバルブ付き気管カニューレの場合は、事前に内部カニューレからバルブを外しておきます。 破損したり折れる可能性が
あるので、バルブ自体はブラシで洗わないでください。
気管カニューレはぬるま湯の流動水か滅菌生理食塩水 (0.9%の塩化ナトリウム希釈液) で丁寧にすすいでください。
洗浄後は清潔で毛くずの付かない布でカニューレをよく拭いてください。
機能性が劣化していたり、尖った部分があるまたは破れているなどといった破損があるカニューレは、気管内の粘膜を傷つける可能
性があるため決して使用しないでください。 またカニューレに損傷が見られる場合も決して使用しないでください。
2. 化学消毒の方法
Fahl
気管カニューレは、特殊な化学消毒剤を使いコールド消毒を行うことができます。
®
これは特殊な病状により担当医師から指定された場合や、それぞれの看護状況により適切である場合に行ってください。
消毒は一般的に交差感染の防止や、病院や老人ホームおよび/またはその他の健康機関施設といった収容範囲で感染リスクを制限す
るのに適しています。
注意
消毒が必要な場合、消毒前に必ず十分な洗浄を行ってください。
塩素を発生させたり、強いアルカリ性またはフェノール派生物質を含む消毒剤は決して使用しないでください。 カニューレがひどく
破損したり損壊する恐れがあります。
消毒ステップ
消毒にはOpticit
カニューレ消毒剤 (reF 31180、アメリカ合衆国では入手不可) のみを製造元による取扱説明書に従い使用してくださ
®
い。 代替としては作用物質のベースがグルタルアルデヒドの消毒剤をお勧めします (とりわけアメリカ合衆国で入手可能です)。 使用
範囲および作用範囲に関する製造元ごとの規定は必ず遵守してください。
消毒剤の取扱説明書に注意を払ってください。
消毒後、カニューレの内側と外側を同様に滅菌食塩水 (0.9%の塩化ナトリウム) でしっかりすすぎ、乾かします。
洗浄後は清潔で毛くずの付かない布でカニューレをよく拭いてください。
3. 滅菌/オートクレーブ滅菌
シルバーカニューレの滅菌には、以下の方法が適しています:
蒸気滅菌:飽和蒸気を使用し、134℃/273.2°Fで最低5分間、ないしは121℃/249.8°Fで最低15分間滅菌する。
代替方法として、カニューレを熱風滅菌(180°Cで最低20分間)することも可能です。
蒸気滅菌は、その国ごとに有効な最新の国内規定に従って行ってください。また、AnSi/AAMi St46:2002の「保険衛生機関での蒸気
滅菌と無菌衛生処理」に記載されている注意事項にはとりわけ注意を払ってください。
注意
熱風滅菌時にカニューレが軽く変色することがあります。
変色によりカニューレの機能が損なわれることはありません。
X. 保管/手入れ
現在使用していない洗浄済みカニューレは、清潔なプラスチックボックスに入れて乾いた環境で埃や直射日光および/または高温を
避けて保管してください。
JA
内部カニューレを洗浄し、必要に応じて消毒し乾かした後は、内部カニューレの外側にOptifluid
気管孔オイル布などの気管孔オイル
®
を塗布してすべりを良くしてください。
潤滑剤には気管孔オイル (reF 31500) または Optifluid
気管孔オイル布 (reF 31550) 以外使用しないでください。
®
カニューレの使用に空白ができないように、少なくとも2つのスペアを用意しておくことをお勧めします。
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