ATEMスイ ッチャーの操作
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ワイプ ・ トランジション ・ パラメーター
ボーダーの幅を調整します。
Border
シンメトリー ・ パラメーターは、 パターンのアスペクトレシオをコントロールする際に使用し
Symmetry
ます。 例えば、 シンメトリー ・ パラメーターを調整することで円形を楕円形にできます。
Broadcast Panelでは、 シンメトリーは、 ジョイスティックのZ軸を使って調整できます。
ソフトネス ・ パラメーターは、 ワイプパターンのエッジをシャープ/ぼかし調整できます。
Soft
ワイプ ・ トランジションの長さを秒数とフレーム数で表示します。
Rate
円形、 ひし形、 四角形などのクローズド ・ パターンは、 ノーマルに設定されていれば、 スク
Normal
リーンの中心から外側に向かってトランジションします。
円形、 ひし形、 四角形などのクローズド ・ パターンは、 リバースに設定されていれば、 スク
Reverse
リーンの端から中心に向けてトランジションします。
FlipFlopのボックスにチェックを入れてトグルオンにすると、 トランジションを実行するた
FlipFlop
びに、 ノーマルとリバースを繰り返します。
ワイプパターンの位置設定が必要な場合、 Broadcast Panelのジョイスティック、 あるい
Position
はソフトウェアコントロールパネルのトランジションパレッ トにある 「x position:」 および 「y
position:」 ボックスを使って各パターンの中心を動かすことができます。 ジョイスティック
で操作すると、 ソフトウェアコントロールパネルの 「x position:」 と 「y position:」 の数値
も同時に変更されます。
ワイプ ・ トランジションのボーダーソースは、 スイ ッチャーのあらゆるソースを使用できます。 例えば、 メディ アプレーヤー
をソースとする幅広のボーダーを使ってスポンサーやブランドを紹介できます。
DVEトランジション
ATEM 1および2 M/E Production Switcher、 ATEM 1および2 M/E Production Studio 4Kモデルは、 DVE
トランジション用のパワフルなデジタルビデオ ・ エフェクト ・ プロセッサーを搭載しています。 DVEトランジションは、
映像を様々な方法で置き換えることにより、 1つのソースから別のソースへトランジションします。 例えば、 現在の画
面をスクリーンの端へスクイーズさせて、 その下から新しいソースを表示させるなどです。