タリーの使用
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GPI and Tally Interface
タリーの使用
GPI and Tally Interface経由でタリー信号を送信
ATEMスイ ッチャーからモニターやカメラにタリー信号を送信することで、 プログラム出力に出力されているソース、 つ
まり現在オンエアされているソースを確認できます。
タリーは、 カメラやモニターの上の赤いライトを点灯させ、 どのカメラがオンエアされているかを出演者に知らせます。
また、 タリー機能を使用してBlackmagic SmartView DuoやSmartView HDなどのモニターのボーダーに色を付
けることもできます。 このボーダーで、 制作スタッ フはどのカメラがオンエア中か確認できます。
Blackmagic DesignのGPI and Tally Interfaceは、 グラウンドとの8系統の接点の開閉を機械式に切り替えることで
タリーとして使用できます。 タリー信号は、 ATEMスイ ッチャーのイーサネッ トポートから、 スイ ッチャーと同じネッ トワー
クを介してGPI and Tally Interfaceへと送られます。 GPI and Tally Interface裏面の接続ガイドに従い、
Blackmagic SmartView DuoやSmartView HDなど、 コンタク ト ・ クロージャー ・ タリー信号に対応するビデオ機器
にブレイ クアウトケーブルを接続します。 1台のGPI and Tally Interfaceで、 最大8台までのタリー受信デバイスに対応
可能です。 ATEM 1 M/E Production Switcher、 ATEM Production Studio 4Kモデル、 ATEM Television
Studioと使用する場合は、 必要なGPI and Tally Interfaceは1台のみです。 16系統の入力端子を搭載するATEM 2
M/E Production Switcherを使用する場合は、 GPI and Tally Interfaceが2台必要です。 また、 20系統の入力端子
を搭載するATEM 2 M/E Production Studio 4Kでは、 GPI and Tally Interfaceが3台必要です。
GPI入力はグラウンドとの接続で作動する光アイソレーターで、 14mA時で最大5Vです。
タリー出力はグラウンドとの設定の開閉を機械的に切り替える方式で、 1A時で最大30Vです。
下の表には、 各スイ ッチャー入力がプログラム出力として選択された際に送信されるタリー信号が記載されています。
GPI and Tally InterfaceをATEM 2 M/E Production Switcherと使用する場合は、 ATEM Setup Utilityを使用
して、 1台目がタリー出力1~8で、 2台目がタリー出力9~16で信号を送信するよう設定してください。
プログラム出力
タリー信号
Switcher Input 1
Tally 1
Switcher Input 2
Tally 2
Switcher Input 3
Tally 3
Switcher Input 4
Tally 4
Switcher Input 5
Tally 5
Switcher Input 6
Tally 6
Switcher Input 7
Tally 7
Switcher Input 8
Tally 8
プログラム出力
タリー信号
Switcher Input 9
Tally 9
Switcher Input 10
Tally 10
Switcher Input 11
Tally 11
Switcher Input 12
Tally 12
Switcher Input 13
Tally 13
Switcher Input 14
Tally 14
Switcher Input 15
Tally 15
Switcher Input 16
Tally 16