* 膝関節の過伸展
解決策
* ウェッジの取扱説明書を確認してください(該当する場合)
* ソケットを前方に移動してください(またはデバイス本体を後方に移動してください)
* 背屈を検討してください
* 靴の踵と靴の性能を確認してください
症状
* 踵からつま先への動きが急速になる
* 初期接地の際に義足をコントロールしにくくなる
* エネルギーリターンの感触が希薄になる
* つま先からの蹴りだしが少なすぎる
* 膝関節が不安定になる
解決策
* ウェッジの取扱説明書を確認してください(該当する場合)
* ソケットを後方に移動してください(またはデバイス本体を前方に移動してください)
* 底屈を検討してください
* 靴の踵と靴の性能を確認してください
自動調整
自動調整により、デバイスは患者の歩行に適合するようになります。
自動調整を開始する前に
• 患者が、自分で選んだ一定の速度で中断することなく、最低でも 15 歩の適切なストライドを取れるよう、十分な長
さの歩行路を確保します。
• 歩行路の路面が完全に平坦であることを確認します。自動調整は、屋内で行うことを推奨します。
注 : デバイスは、自動調整中には、平地歩行でつま先が上がることはありません。
自動調整の実施
1. 患者に静止した状態で立つよう、指示します。
2. Össur Logic アプリを使用して、自動調整を開始します。
3. ステータスインディケータに白いライトが 1 つ点灯し、自動調整が開始したことを確認できます ( 表 2 )。
4. 患者に、直線上を自分で決めた歩行速度で、角を曲がったり、半円上になることを避けて歩くように指示し
ます。インディケータは、白いライトが時計回りに点灯し、ステップの登録が成功しているこをと示します。
注 : 15 歩の適切なストライドをとるのに十分な長さの歩行路が確保できない場合には、 患者に、 立ち止まり、 振り返っ
て、続けて直線上を歩くように指示します。
5. 成功した場合、デバイスが昇順のオーディオトーンを発し、インディケータは白く点滅します。失敗した場合、イ
ンディケータが黄色に点滅し、同じ工程を繰り返す必要があることを示します。
トラブルシューティング
自動調整を完了できない場合 :
• アライメントが正しいことを確認します。
• 過度の分回しや回旋などの、顕著な異常歩行がないことを確認します。これらは、自動調整の完了を妨げることが
あります。
• 患者が一定の速度で歩行していることを確認します。
• 患者が円を描いて歩いたり、方向を変えていないことを確認します。
• 15 の適切なストライドをとった後にも、自動調整が完了しなかった場合、成功するまで繰り返す必要があります。
自動調整を完了するまで、デバイスは正常に動作することはできません。
• アライメントを調整し、自動調整を繰り返してください。
• LED が黄色に点滅した場合、この過程を繰り返す必要があります。
アドバンス設定
階段や傾斜路への適合などの高度な機能は、Össur Logic アプリで微調整することができます。
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