PROVOX Vega Manual De Instrucciones página 177

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  • ESPAÑOL, página 37
11. 動きを止めずスムーズに、 シャント孔からガイドワイヤー、 シャント孔形成用ダイレーター、 シ
ャント孔形成用ダイレーターのループを慎重に引きます。 シャント孔形成用ダイレーターのル
ープがボイスプロテーゼの気管側フランジ上で引かれてシャント孔を通過すると、 ループは同
フランジを折り畳みます。 ループが気管側フランジを解放すると、 同フランジは気管内で広が
ります(図3.11)。 シャント孔形成用ダイレーターのループによって気管側フランジが解放さ
れたら、 直ちに引くのをやめてください。 気管側フランジが完全に広がらない場合は、 無鉤止
血鉗子を2本利用して、 何度か回して広げてください。
12. 無鉤止血鉗子で気管側フランジをつかみ、 プロテーゼを正しい位置に回転させて、 セー フティ
ストラップを切ります(図3.12)。
2.2.3 シャント孔形成セットの再装填
www.atosmedical.com/reload-of-the-puncture-set
注意:一期的シャント孔形成時にヴォイスプロテーゼのセー フティストラップが切れたり、 破損し
た場合は、 同セットを再び装填することはできません。
シャント孔形成を一からやり直す必要がある場合には、 同セットを再び装填してください。
再装填の手順は次のとおりです。
1. Guidewireがワイヤーロックが外れるまで、 シャント孔形成用ダイレーターの先の狭い先端か
らGuidewireを押します(図4.1、 4.2)。
2. ダイレーターからGuidewireを引き出します(図4.3)。
3. ヴォイスプロテーゼをダイレーターのリングに装填します(図4.4)。
警告: プロテーゼをダイレーターループにはめ込む際は、 プロテーゼのセー フティストラップ
と気管側フランジを必ず、 ダイレーターストラップとワイヤーロックと同じ側に向けてください
(図4.4)。
4. Guidewireを挿入しやすくなるように、 必要に応じて真っすぐに伸ばしてください。
5. 「2.2章 手術の注意点」 以降の手順に沿って、 再度挿入してください。
2.3 洗浄と滅菌について
ヴォイスプロテーゼをはじめ本製品の構成部品はエチレンオキサイドガス滅菌済で、 単回使用で
す。 洗浄および再滅菌はできません。
ヴォイスプロテーゼを留置した後は取り出さず、 そのままの状態で、 患者自身が定期的に手入
れしなくてはなりません(下記 「ヴォイスプロテーゼの手入れ」 を参照)。
2.4 患者に伝える重要な注意点
次のことを患者に伝えてください。
• ヴォイスプロテーゼを留置した後、 痰に微量の血液が混ざることがあります。
• ヴォイスプロテーゼ留置後数週間はプロテーゼまたはその周囲から時折軽い漏れの生じるこ
とがあります。 自然に止まることが多いので、 すぐにプロテーゼを交換する必要はありません。
• 適度な声量で、 滑らかかつ明瞭に発声できるようになるために、 言語聴覚士から発声の指導を
受けることをお勧めします。
次のような場合には、 主治医に必ず連絡するよう伝えてください。
• ヴォイスプロテーゼ素材の外観に変化があったり、 装着感に違和感を覚えた場合。
• 飲食中に漏れが生じ、 プロテーゼを手入れしても止まらない場合。 プロテーゼを交換するまで
はProvox Vega Plugを使用して、 飲食時の漏れを一時的に防ぐこともできます。
• 発声しづらくなり ( 一層の努力を要する )、 プロテーゼを手入れしても解決しない場合。
• シャント孔やその周辺の組織に炎症もしくは、 何らかの変化が生じている徴候がある場合。
• ヴォイスプロテーゼの周辺組織からの出血、 もしくは組織の肥厚が見られる場合。
• ヴォイスプロテーゼ周辺の疼痛もしくは違和感が続く場合。
• 咳嗽が長期間続く、 呼吸がしづらい、 痰に血液が混ざっている、 といった場合。 治療を必要と
する深刻な健康状態の徴候であることが考えられます。
ヴォイスプロテーゼの手入れ
注意:ヴォイスプロテーゼの手入れには、 専用のProvox付属品のみを使用してください。
毎食後の他、 少なくとも1日2回は、 患者自身がProvox Brushを使ってヴォイスプロテーゼを手入
れするようにしてください。 Provox Brushをプロテーゼに差し込んで、 回すようにしながら静かに
前後にこすります。 Provox Brushを取り出した後、 ブラシ部をガーゼで拭き取るようにしてくださ
い。 必要な回数、 この手順を行ってください。 Provox Brushの詳細および手入れの仕方について
は、 製品付属の取扱説明書をご覧ください。 Provox Brushだけでなく、 さらにProvox Flushを用
いてプロテーゼを手入れしても構いません。 Provox Flushには飲料水もしくは空気を利用します。
詳細および手入れの仕方については、 製品付属の取扱説明書をご覧ください。
使用可能な抗真菌薬
ほとんどの場合抗真菌薬の投与は勧めらませんが、 プロテーゼにカンジダ菌が過剰増殖した時
には、 予防投与として検討してください。
ヴォイスプロテーゼの素材を劣化させる薬剤が、 すべて判明しているわけではないので、 抗真菌薬
のプロテーゼへの直接塗布や、 プロテーゼ周辺への塗布は、 慎重に検討してください。
ナイスタチン、 フルコナゾール、 ミコナゾールは、 プロテーゼを含め本製品に悪影響を及ぼさな
いことが、 実験結果で判明しています。
付属品の洗浄と消毒
付属品は使用後必ず、 各製品の取扱説明書に従って洗浄し、 1日1回は消毒するようにしてくださ
い。 入院中は付属品の微生物汚染と、 患者が感染する危険性が高まるので、 使用の直前・ 直後に
は洗浄と消毒をし、 水道水ではなく滅菌水ですすぐようにしてください。
専用付属品の詳細および洗浄方法については、 製品付属の取扱説明書をご覧ください。
2.5 Provox Vegaヴォイスプロテーゼの製品寿命について
各患者の生物学的状態によって、 製品寿命は異なります。 また、 長期間使用した場合、 製品の形
状や性状がどのように変化するか予測することは不可能です。 細菌や酵母などがプロテーゼの
素材に影響を及ぼすため、 いずれプロテーゼの構造上の完全性が損なわれることになります。
プロテーゼを留置した患者のほぼすべてで、 カンジダ菌が増殖します。 放射線療法、 唾液
に含まれる成分、 食生活も、 シリコーン素材へのカンジダ菌の増殖を速める要因になり、 プロ
テ ー ゼ か ら の 漏 れ や 弁 が 不 具 合 を 起 こ す 原 因 に も な り ま す 。 2 . 4 章
「患者に伝える重要な注意点」 に記載されている 「ヴォイスプロテーゼの手入れ」 もご覧ください。
ヴォイスプロテーゼはインプラントではないので、 定期的な交換が必要になります。 各患者の
生物学的状態によって、 製品寿命は異なります。 また、 長期間使用した場合、 製品の形状や性状
がどのように変化するか予測することは不可能です。 細菌やカンジダ菌などはプロテーゼに対
し、 特にシリコーン素材を用いた部分に対し影響を及ぼすため、 いずれプロテーゼの構造上の
完全性が損なわれることになります。
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