水平 (
)
Horizon
は、 水平メーターを搭載しています。 これは、 カメラが上下左右に傾いてい
URSA Mini Pro 12K
るか確認できるインジケーターです。 これは、 ハンドヘルドでの撮影で水平を維持したり、 ジン
バルにマウントしたカメラの角度を調整する上で役立ちます。
薄いグレーの縦線が、 中央の暗いグレーの十字線から離れると、 カメラはその方向に傾いてい
ます。 カメラが 下向きに傾いていると、 薄いグレーの横線 が上に動きます。 カメラが上向きに
傾いていると、 下に動きます。
中央にある十字線と薄いグレーの線の間の距離は、 傾きの割合と比例しています。 カメラのモ
ーションセンサーをキャリブレーションした後、 カメラが縦軸と並ぶと縦線がブルーに変わり
ます。 同様にカメラが横軸に並ぶと横線がブルーになります。
カメラが真上を向いていたり、 頭 上からのショットのためにカメラが真下を向いている場合、
水平メーターはこれを考慮して機能します。 カメラを回転させ縦長で撮 影する場 合、 水平メー
ターは軸を
º傾けます。
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以下の表は、 カメラの傾き状態を示す、 水平メーターの表示例です。
水平メーター
意味
カメラは真っ直ぐで水平
カメラは水平だが下に傾いている
カメラは真っ直ぐだが左に傾いている
カメラは上と右に傾いている
通常の使用方法では、 水平メーターが真っ直ぐで水平になるようにキャリブレーションしてくだ
さい。 特定のダッチアングルや、 上または下からのショット用に一定の傾きを維持するために水
平メーターを使用したい場合は、 カメラを傾斜させて水平メーターをキャリブレーションできま
す。水平メーターのキャリブレーションに関しては、 「モーションセンサー・キャリブレーション
(
MOTION SENSOR CALIBRATION
十字線 (
)
Crosshair
フレームの中央に十字線を配置します。 これは
で、 ショットの被写体をフレームの中央に簡単に配置できます。 カットが極めてすばやく切り替
わるシーンなどの撮影に使用されます。 視聴者の目をフレームの中央にフォーカスさせておくこ
とで速いスピードの編集でもフォローしやすくなります。
センタードット (
Center Dot
フレームの中央にドットを配置します。 これは十字線と同じような役割を果たしますが、 オーバ
ーレイが小さいので邪魔になりません。
グリッドメニューで
つのオプションをタップすると、
2
とセンタードットを組み合わせて使用できます。 十字線とドットは同時には使用できません。
作業のこつ カメラのフロント/メイン
マニュアルの 「モニター設定 (
) 」 を参照してください。
グリッドと同様に非常に便利な構図ツール
3x3
)
3x3
出力でグリッドを使用する際の詳細は、 この
SDI
) 」 セクションを参照してください。
MONITOR
グリッドと十字線、 または
3x3
タッチスクリーン ・ コントロール
グリッド
370