1.6. 潜在的な有害事象
起こりうる有害事象 (網羅的なものではない) :
ガス血栓
•
吐き気
•
胃から肺への吸引
•
粘膜傷害
•
粘膜出血
•
穿孔
•
腹膜炎
•
1.7. 一般的な注意事項
本機器の使用中、 または使用の結果、 重篤な事象が発生した場合は、 製造販売業者お
よび各国当局に報告して ください。
2. 機器の説明
aScope Gastro は、 aBox 2 ディスプレイユニッ トに接続する必要があります。 設定の詳細
については、 aBox 2取扱説明書を参照して ください。
aScope Gastro
Ambu® aScope™ Gastro
無菌および単回使用の消化
管内視鏡
103 cm / 40.6''
2.1. 構成部品および機能の説明
aScope Gastroは、 上部消化管内に使用する滅菌済みのシングルユース内視鏡です。 本機
器は、 左手での使用を想定しています。 内視鏡は口から患者の上部消化管に挿入さ
れ、 aBox 2ディスプレイユニッ トに接続することで電源を供給します。 本内視鏡は、 内視
鏡処置具や併用機器と使用することができます。
aScope Gastroの構成部品を図1に示し、 その下にある表で説明しています。 ワーキングチ
ャネルは、 内視鏡処置具の挿入、 液体の注入、 液体の吸引に使用できます。 副送水シス
テムにより液体を注入することができます。 送気・洗浄液管理システムにより、 GIルーメ
ンを拡張するためのCO2の注入や、 レンズの洗浄が可能です。 先端部の光学モジュール
は、 レンズとLED光源を内蔵したカメラハウジングで構成されています。 アングルノブを回
転させて屈曲部を駆動させ、 先端部を任意の方向へ曲げることで上部消化管を観察する
ことができます。 屈曲部は上方向に210°曲げて反転させることにより胃底および食道括
約筋を観察することができます。
部品番号
遠位端外径
9.9 mm
483001000
29.7 Fr
作動チャネル内径
2.8 mm
8.4 Fr
237