先端部に傷、 ひび割れ、 その他の異常がないか点検します。
•
送気/洗浄バルブの上部の穴が塞がれていないことを確認します。
•
上下左右の制御ホイールを各方向に停止するまで回転させて、 ニュートラルの位置に
•
戻ることを確認します。 屈曲部がスムーズかつ正確に機能し、 最大角度まで屈曲した
後にニュートラルの位置に戻ることを確認します。
セクション2.1の説明に従って、 アングルロックが固定され、 解除されることを確認し
•
ます。 すべての方向に制御ホイールを完全に回し、 完全に角型になる位置に角度をロ
ックし、 屈曲部が安定していることを確認します。 ロックを解除したときに屈曲部が真
っ直ぐになることを確認します。
シリンジを用いて滅菌水をワーキングチャンネルに注入します。 漏れがなく、 先端部
•
から排水されることを確認します。
必要な場合は、 周辺機器との互換性を確認して ください。
•
•
aScope Gastroにあらかじめ装着されている吸引バルブの交換が必要になったときの
ため、 予備の吸引バルブが用意されています。 予備の吸引バルブは、 aScope Gastroの
横の取り付けカードに装着されています。
誤動作が発生した場合に処置を継続できるように、 新しいaScope Gastroをすぐに使
•
用できる状態にしておいて ください。
4.2. 使用前の準備
Box2、 CO₂送気装置、 滅菌済み送気・洗浄水ボトル、 副送水ポンプ、 滅菌水ボトル、 真空
源、 チューブを含む吸引容器を、 それぞれの取扱説明書に沿って準備・点検します。
•
aBox 2の電源を入れます。
aScope Gastroのコネクタの矢印とaBox 2のグレーのポートを注意深く合わせ、 コネク
•
タの破損を防いでください。
aBox 2の対応するグレーのポートにaScope Gastroのコネクタを差し込 んで、 aBox 2に
•
aScope Gastroを接続します。
•
aScope GastroがaBox 2にしっかりと固定されていることを確認します。
aScope Gastroを挿入する際には、 患者が誤って挿入コードを噛んでしまわないよう
•
に、 マウスピースを使用することを推奨します。
4.3. 併用機器への接続
aScope Gastroは、 一般に販売されているほとんどの医療用の送気・洗浄水管理システム
と連動するように設計されています。 本内視鏡自体は吸引機能が無いため、 システムを
作動させるために外部の吸引装置 (壁掛式吸引器や医療用の吸引ポンプ等) が必要に
なります。 aScope Gastroは標準的な吸引コネクターを備えているため、 しっかりとした接
続が可能であれば、 一般的な吸引チューブを使用することができます。 このセクションで
使用される名称は、 使用される各容器が 「真空へ」 または 「患者へ」 とラベル付けされた
複数の接続ポートを持つという、 確立された慣例に従っています。 しかし、 ユーザー
は、 aScope Gastroと併用するために選択された内視鏡的液体管理システムに適用される
すべての第三者メーカーの説明書およびガイダンスを参照し、 それらを遵守する責任を負
います。 患者に検査や処置を行うために、 すべての液体容器 (滅菌水ボトルや吸引容
器) は、 こぼれないように適切かつ安全に配置し、 安全な作業環境を維持しなければい
けません。 容器を指定の場所に設置し、 本セクションの説明に従って接続しま
す。 aScope Gastroに他社製機器を使用する場合は、 必ず他社製機器に添付されている
使用説明書を参照して ください。
送気・洗浄水管理システムへの接続
aScope Gastroは、 送気用の医療グレードCO₂の供給源と連携するように設計されていま
す。 送気・洗浄水管理チューブセッ トを使用して、 aScope Gastroを接続します。
新しい送気・洗浄液管理用チューブセッ トと送気・洗浄液管理用ボトルが、 新しい手技の
たびに必要です (使い捨ての新品、 または滅菌済み再利用) 。
副送水装置の電源を切ります。
•
送気・洗浄液管理チューブセッ トを送気・洗浄液用コネクタに接続します。
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コネクタが適切に装着され、 回転しないことを確認します。
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副送水装置の電源を入れます。
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