最大許容露光量(MPE)
3.3.
最大許容露光量(MPE)とは、安全であるとみなされるために臨床的証拠を必要としない光源からの最高出力密度(単位:W/m
です。 レーザーシステムからのレーザー放射の場合、眼および皮膚への曝露に対する MPE は、波長、ビーム発散角、および曝露時間によ
って決定されます。 10 秒から 3000 秒の間では、眼の MPE は 418.9W/m
レーザーコンソール図
3.4.
1. 電源ボタン
2. エミッション表示 LED
3. 緊急停止ボタン
4. タッチスクリーンディスプレイ
5. フロントベント&スピーカー
レーザー警告ラベル
6.
UDI ラベル
7.
製品ラベル
8.
リモートインターロック
9.
10. 保証シール
11. リアベンツ
12. フットスイッチ用レセプタクル
13. VGA ポート(製造者のみ使用可能)
14. USB ポート
15. 電源コード用レセプタクル
3.5.
Empower IQ™デリバリーシステム
注意:光ファイバーを急激に曲げないでください。最小許容曲げ半径は 40mm です。光ファイバーの取り扱いを誤ると、ファイ
バーや伝送システムが破損したり、患者やレーザー操作者に危害が及ぶことがあります。
警告:
Empower IQ デリバリーシステムの一部が過熱したり、煙が出たりした場合は、直ちにレーザーシステムの電源を切り、操
•
作を中止して、カスタマーケアに連絡してください。
Empower IQ の新機能は、ユーザートレーニングや、治療中の患者のフィードバックを観察して対応する必要性に取って代
•
わるものではありません。
このレーザーシステム用に指定されていないアクセサリーや光ファイバーケーブルを使用すると、危険な発光やレーザーシ
•
ステムの損傷を引き起こす可能性があります。
高出力(25W 以上)で治療する場合、15,000 ジュール以上の治療を連続して行う場合は、過熱を防ぐために 5 分間待って
•
ください。 ハンドピースの持ち心地が悪くなった場合は、治療を中止してください。 ハンドピースが過度の熱を出し続け
る場合は、装置の使用を中止し、カスタマーケアに連絡してください。
Empower IQ デリバリーシステムは、ダブルシースの光ファイバと、交換可能なトリートメントヘッドを備えたハンドピース
で構成されています。 レーザーの照射は、ハンドピースのフィンガースイッチで制御します。 フィンガースイッチの機能
は、セットアップの 「Override」の設定に影響されます。 オペレーターがオーバーライドをオフにして治療を行っていると
きは、発光を有効にするためにフィンガー・スイッチを押し続けなければなりません。 オーバーライドがオンの場合、フィ
ンガー・スイッチはオン/オフ・スイッチとして機能し、オペレーターが 1 回押して離すと連続発光が可能になります。
警告:警告:フィンガー・スイッチの Override On の設定は、資格を持ったレーザー技術者のみが使用してください。
発光を終了するには、オペレーターがもう一度押して離すと、レーザーが Ready モードに戻ります。 オペレーターが治療を再開するか、
タッチスクリーンで Standby を選択して Standby モードに戻るまで、レーザーシステムは Ready モードのままです。
警告:
光ファイバーとハンドピースの遠位端の安全な向きと適切な位置を確認すること
•
なく、フィンガー/フットスイッチを押さないでください。 すべての安全上の注
意を遵守してください。
トリートメントヘッド(図 12)がない状態でレーザーシステムを操作しないで
•
ください。重傷を負う恐れがあります。
トリートメントヘッド(図 13)が正しく取り付けられていない、または緩んでいる
•
状態でレーザーシステムを操作しないでください。重傷を負う恐れがあります。
勧告:エイミング・ビームはワーキング・ビームと同じ伝送システムを通過するので、伝送システムの完全性をチェックするのに適
した手段となります。 デリバリーシステムの遠位端にエイミングビームが存在しない、強度が低下している、または拡散しているよ
え 場合
デ
RSR-000885-000 (6)
、皮膚の MPE は 3027.1W/m
2
4
3
2
1
5
損傷 た
動作
能性が
です。
2
6
11
11
14
13
12
図 10
)のこと
2
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7
8
10
15
図 10
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