4.3.5.
Operation
メインメニューから Operation 画面に入ると、操作者は治療時間、出力、パルスレート、肌の色を調整することができ
ます。 レーザーは Standby モードになり、Operation 画面(図 23)ではすべての治療パラメータを入力するように促さ
れます。 Standby モードでは、照準ビームは有効ではありません。
Operation 画面では、以下の調整やオプションが利用できます。
時間:時間「+」または「-」ボタンを押して、レーザー治療時間を調整します。 希望の時間値にスクロールするには、希望のボ
•
タンを押し続けます。 選択されたレーザー治療時間は、時間ウィンドウに分と秒(Min:Sec)で表示されます。
電源:「+」または「-」ボタンを押すか、パワーダイヤルを回して、レーザーの出力を調整します。選択されたレーザー出力は、
•
パワーウィンドウにワット数で表示されるほか、パワーダイヤルにも表示されます。 希望の出力値にスクロールするには、ダイ
ヤルを押したまま時計回りに回転させます。 また、ダイヤルの周囲にある四角い部分を押すと、高出力や低出力に切り替えるこ
とができます。
パルスレート:パルスレートの「+」または「-」ボタンを押して、レーザーのパルスレートを調整します。 選択したレーザーの
•
周波数は、パルスレートのウィンドウに表示されます。 希望する周波数の値にスクロールするには、希望するボタンを押し続け
ます。 レーザーの周波数は、CW(連続波、パルスではない)または異なるパルスレートで設定できます。 パルスモードのデュ
ーティサイクルは 50%です。
トリートメントヘッド選択インジケータ。 パワーダイヤルの下には、各トリートメントヘッドのグラフィックが表示されます。
•
ソフトウェアがユーザーにトリートメントヘッドの選択をガイドする。
レーザー照射
4.3.6.
操作者が治療パラメータを設定し、治療を開始する準備ができたら、操作者は Standby ボタンを押して Ready モードに進みます。
ソフトウェアには、Standby モードから Ready モードへの移行をユーザーに警告するための 6 秒間のディレイ(6 回のビープ音)があり
ます。 移行中、Standby ボタンは Ready に変わり、点滅します。 6 回のビープ音の後、レーザーは Ready モードになります。
Ready モードの目的は、ユーザーがフィンガースイッチを押してレーザーの発光を開始するのを待つことです。 Ready モードでは、フィ
ンガースイッチが作動すると、レーザーが発光します。 100 秒以内に発光が開始されない場合、レーザーシステムは Ready モードから
Standby モードに戻ります。
注記: 6 秒の遅延時間中にフィンガースイッチを押すと、Operation Error になります。 ユーザーは、終了を押す前にフィンガースイ
ッチを押す必要があり その場合 システムはスタンバイに戻ります
警告:Ready モードでは、絶対にこのデバイスを放置しないでください。
Ready モード時:
Ready ボタンが有効で、ハンドピースから照準ビームが出ています。
•
選択した時間、出力、パルスの設定は調整可能ですが、肌の色は調整できません。
レーザーの照射を開始するには、指のスイッチを押します。 発光を止めるには、指スイッチから指を離します。 残存時間
•
が経過するまで指スイッチを押すと、再びレーザー照射が可能になります。
注記:フィンガースイッチのオーバーライドを ON にしている場合、フィンガースイッチを押すたびに、オン/オフスイッチとして動
作します
発光中は、画面上の Ready ボタンの代わりに「EMISSION!」の文字が表示され、ソフトウェアでは設定を
変更することができません。 また、セットアップで選択したオーディオ設定に応じて、レーザーシステムは
ビープ音または安定した可聴音を発し、照準ビームは放射され続けます。 さらに、フロントベゼルの LED
発光インジケーターが治療中に点灯します。
レーザー治療の手順
4.4.
このセクションでは、本機のプロトコルと設定に関する情報を記載しています。 以下の治療推奨事項は、ガイダンスとしてのみ提供され
ています。個々の患者を治療する際に使用する設定やプロトコルを決定するのは、施術者です。
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図 16
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